先日研修で
「今までの大地震でも耐震3は全壊はありません。これは事実です。」
ということを聞きました。
最大の計測震度熊本でも耐震3は全壊ナシという実績。
命を守る家。この話を聞くと不安が軽くなりました。
しかし、
耐震性能3の家でも何度もくると1階の※層間変位がでてきます。揺れ幅が大きく!
※層間変位(ソウカンヘンイ)「層間変位」とは、地震や強風などによって強い力を受けたときに、建物は何らかの変形をしてしまうが、このときの上下階に生ずる水平方向に対する変位のこと
やっぱり不安・・・
その為に、制震ダンバーをいれて耐震等級3の性能を維持させています
一般的な制震ダンバーは鉄に力を伝えて特殊粘弾性ゴムで吸収します
鉄を使用するためコストがかかると言われています
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弊社の標準制震ダンパー
【制震テープ®】は高層ビルの制震装置に用いられる粘弾性体を、木造住宅用として両面テープ状に加工したものです。
耐力壁にダンパーを取付
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大地震時に柱と梁が平行四辺形に変形するのに対し、面材は長方形のまま抵抗するため相互間にズレが生じ、釘が曲がったり折れたりします。そのため住宅全体が緩み、地震の度に変位はドンドン大きくなっていきます。
このズレる部位に厚さ1mmの制震テープ®を挟むことによって、振動エネルギーが熱エネルギーに変換され揺れが軽減されます。
繰り返しの地震に強い
下のグラフのように、制震テープ®を施工した住宅は、繰り返しの大地震を受けても住宅の揺れはほぼ同じ変位を保ちます。
外周耐力壁に設置することで家まるごと制震装置になります
【耐震3+制震】
何度もくる地震から建物を維持したい
揺れを吸収してくれる装置でさらに安心を提供いたします
詳しくは、失敗しない家づくり勉強会でもお伝えしております
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